ペットロス症候群の症状

残念ながらペットロスについては、日本ではあまり知られていないというのが現状です。最近ではアメリカの専門書などが翻訳されて出版されてたりもしていて、ようやく日本でもペットロスの概念が知られるようになってきてはいるのですが、実際にはまだまだ一部の人たちにしか知られていません。このような文化の背景から悲しいことにペット葬儀を行う業者の中にもペットロスをしっかり理解されていない方も未だに多くいます。飼い主に直接対面する従業員の方までがきちんと理解できていて、適切に対応できるペット葬儀会社はまだまだ日本には少ないでしょう。ここでは少しでもペットロスへの理解が深まることを願ってペットロスの具体的な症状について詳しく紹介していきます。




具体的な症状

まずペットロスとは文字通りペットを亡くすこと、そしてペットを亡くしたことによるショックなどで急激に変化した心理状態のことを指して言います。具体的には、「茫然として何も考えられなくなる」、「周囲に対する怒りを覚えるようになる」、「自分への罪悪感にさいなまれてしまう」、「何もやる気がおきなくなったり、拒食症になる」、「急に悲しくなったり、うまく話せなくなったり、情緒不安定になる」、といった症状があり、そうした状態が続く期間や程度は飼い主さんによって様々で、一概には言えません。ただ、ペットを家族以上に可愛がるなどの「ペット依存」とも言えるほどペットとの距離を保てなくなっているような方ほど、深刻なペットロスからなかなか抜け出せないという傾向があると言われます。


ただ、理解していただきたいことはこのペットロス症候群は病気ではなく、程度の差はあっても基本的に全ての飼い主はペットロスになるということです。もしも自分自身がそうした心境に自分がなってしまい、自分の感情をコントロールできなくなったとしても、それを異常なことだと考えて自分自身を否定したりは決してしないようにしましょう。また、ペットを亡くした飼い主の周囲の人やペット葬儀会社の担当者の方は、飼い主さんはそういう心理状態になるということを理解して上げることが重要です。症状が現れても、それを受け入れてあげるとその人が楽になるでしょう。


このようにペットロスの程度や期間は人によって様々ですが、ほとんどの方が2つの段階を経て心理状況が変化すると言わています。まず最初に、ペットを亡くしてから間もない時期はそのショックで呆然とする段階が最初に訪れます。そして、そのショック状態がある程度治まってからは怒りや罪悪感、脱力感、情緒不安定などの、悲しく苦しいという段階が訪れるのです。


ペットを亡くした直後には多くの方がペットが亡くなったことを現実として受け入れることができません。このことは事前に死が訪れるとわかっているかどうかといった予備知識はあまり関係なく、事前にわかっている場合はそれを受け入れるまでの時間は短くなる傾向にはありますが、程度の差でしかありません。「死んだなんて信じられない」とか「死んだんじゃなくて眠っているだけだろう」とあまりのことに現実が見えなくなってしまうのです。その他にも、周囲の人から亡くなったと伝え聞いたときなどは、「そんなことはあり得ない」「絶対にうそだ」と、伝えた方に対して反発するという方もいるようです。


これは何もおかしなことではないのです。絆が深ければ深いほど、そういう気持ちになるのは当然で、人間に対してだけでなく家族同様に愛したペットであってもそれは同じなのです。心理学的に見ても死という衝撃的な出来事に対する心の拒絶反応・防御反応とも言える、心の正常な反応なのです。そこまで強い拒絶反応を示さない人でも、事前にペットの死を覚悟していたとしても、その現実を突きつけられた瞬間には、どんな飼い主でも少しの間は呆然としてしまうのではないでしょうか。



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Last update:2017/3/2

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