子供がかかってしまったら

もしも、家族でペットと暮らしていた場合、ペットが亡くなった時に悲しむのは飼い主の大人だけではなく、一緒に暮らす子供も当然ながらショックを受けペットロスを迎えてしまいます。そうした時、ほとんどの場合はペットの死がその子供にとって初めて直面する家族の死ということになるでしょう。そして、その体験はその子が将来経験するであろうほかの死に直面したときの子供の感情に大きな影響を与えます。なので、大人がどのように死に向き合うか、どのように子供に接するかということはしっかりと考えておかなければなりません。ペットの死に対する感じ方は子供の年齢によっても変わってきます。




4、5歳以下の子供の場合

この位の年齢の子供は死というものをそもそも理解しきれていないということがほとんどです。ペットが亡くなっても「なんで眠っているの?」と考えると思います。そして、埋葬するなどして姿が見えなくなった後にも「いつ帰ってくるの?」という風に、もうこの世からはいない、という概念が理解できないと予想されます。なので変に死の概念を教え込むのではなく、「目に見えない別の世界に行ってしまったんだよ」というような形でなんとなく子供が理解できるように伝えてあげるのがよいと思います。また、それよりも何より大事なことは、子供がペットがいなくなったことを寂しがったり、「自分のせいでいなくなったのではないか」などと考えているような場合にちゃんと励ましてあげることが重要となります。




6歳〜9歳位の子供の場合

この位の年齢の子供は死という概念を大体は理解しているのですが、全く想像が及ばない世界のこととしてとらえているため、死に対して強い不安や、恐怖心を感じることが多いようです。このため、死というものは誰にでも訪れる命の始まりと終わりの一つであり、恐ろしい怖いというものではなく、新たな世界への旅立ちなのだという具合に死に対する恐怖を軽減してあげましょう。そして、まだ怖がっている子供に対しては、今すぐ親であるあなたや子供自身が死を迎えるわけではないことを伝えて、安心させましょう。ひとしきり落ち着いたあとはなぜペットが死を迎えたのか、その経緯を話しあい子供の疑問を解消してあげるのがよいと思います。




10歳以上の子供の場合

この位の年齢になると、子供はほとんど死の意味を理解しているといっても良いでしょう。なので、ペットの死を知ったあとの反応も大人のそれとかなり似通ったものとなります。この位の年齢のこどもにはたとえ事実から目を背けようとしたり、怒りを表したり、感情の起伏が激しくなったとしても、一旦はその子の気持ちを受け入れてあげるようにすることが大事です。そして少し落ち着いた頃には子供も理解し始めているので、ペットとの思い出を語ったり、話し相手になったりすることで、溜め込んでいる子供の感情をできる限り引き出してあげるようにしましょう。


このように子供の年齢に対して色々な対処方法を紹介しました。しかし、どの位の年齢であるかに関わらず、その子の状況や死に対する感じ方に合わせてあげるということが大事です。また、一番大事なことは子供が悲しさや辛さを感じて苦しんでいたら、それは当たり前のことで、むしろ心の反応として正しいことだよと認めてあげるということです。感情を抑え込んでしまうと、後々の心の傷になってしまうこともあるので気を付けましょう。時間をかけて、子供にも積極的にケアをするよう心がけ、親子でペットロスを乗り越えていきましょう。



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最終更新日:2015/2/3

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